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ビューティーコラム

『血管』について

最近めっきりと寒くなってきました。
この季節から心配な身体の不調は「冷え性」です。
今回は、冷え性を違った角度から解説していきます。
冷え性とは、血行不良からなるものですが、血液を運んでいる管、つまり「血管」でのお話です。
この血管について書いていこうと思います。

血管と加齢の関係

いつまでも見た目が若くありたいと思うのは、女性共通の願望ですね。皆さんは、見た目が若い女性の身体のどこをチェックしますか?
世間一般の女性の声を調べてみました。
30代を過ぎてからの見た目が若い人とそうじゃない人の違いは、老いへの恐怖心(美への執着心)で違うような気がします。40代50代になるとさらにそれが浮き彫りになっているように思えます。

  • “肌の美しさ”が見た目年齢の決め手!
  • クマやホウレイ線があるとグッと老けて見えます。
  • 髪が艷やかでフサフサしている
  • ウエストのくびれ(若さと女性ホルモンの分泌の象徴)
  • 便秘の人は吹き出物、ウエスト太い、で老けて見える
  • スタイルを維持している人。若い子と比べても遜色ない人はカッコイイと思います。

出典:NAVERまとめ

みなさん、なかなかチェックがするどいですね。
実は上記の若く見えるポイントですが、血管(毛細血管)の老化との関係性が深いのです。

血管(毛細血管)の働き

人間の身体の血管の95%は毛細血管です。
毛細血管とは文字通り髪の毛よりも細い血管で、全身の細胞に栄養と酸素を届けるために体のすみずみまで張りめぐらされています。
筋肉ではたった1m2に2000本もの毛細血管が網目状に存在しています。
動脈や静脈は筋肉が何層にも重なってできていますが、毛細血管は内皮細胞の1層だけでできており、その中を血液がゆっくりと流れています。
毛細血管が悪くできているのは、この薄い壁を通じて酸素や二酸化炭素、血漿、白血球などのさまざまな物質を周囲の組織とやりとりしているからです。

大動脈、小動脈と枝分かれして流れてきた血液が毛細血管に入ると、その血圧に押し出されて血管壁から少しずつ染み出て細胞の組織液と混ざり、栄養や酸素などが細胞に渡されます。
逆に小静脈へと向かう毛細血管では浸透圧によって組織液が血管へと戻り、二酸化炭素や老廃物を受け取ります。
全身の約60兆個の細胞ひとつひとつが活動できるのは毛細血管があるからなのです。
その他、体内の熱調節をして体温を一定に保ち、ホルモンの運搬、病原菌から身体を守る働きをしています。

このように私たちの健康や美容に大切な役割を担っている血管ですが、残念ながら加齢と共に少しずつ減っていくものなのです。
30代後半から衰え始め、血管としての働きをしなくなり、消えていきます。
「人は血管から老化する」と言われています。
肌の老化は気にしますが、血管の老化を気にする人はあまり多くないですよね。
しかし、血管の加齢=肌の加齢ということなのです。

血管の加齢が引き起こすトラブル

  • 冷え性
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 生理痛
  • 膝や足首の痛み
  • 髪の毛が抜ける、白髪の増加
  • 目の下のクマ
  • ホルモンの低下によるお肌の乾燥、たるみ、しわ、くすみ
  • 不眠または十分な睡眠時間をとっても日中眠くなる
  • むくみがとれない
  • 免疫低下のため風邪をひきやすい、感染症をもらいやすい
  • 朝すっきりと起きられない

血管を老化させる原因

血管を老化させる原因とは?
血管が老化する原因は、主に9つあります。

(1)
加齢
(2)
血圧が高い
(3)
肥満・コレステロール値が高い
(4)
血糖値が高い
(5)
偏食や食べ過ぎ
(6)
喫煙
(7)
運動不足
(8)
紫外線
(9)
ストレス

血管のケア方法

身体の加齢の原因は体内の酸化と糖化です。
特に、血管ケアには体内の酸化に対するケア方法は有効的です。

血管の加齢を防ぐ5つのケアポイント
(1)
塩分の摂り過ぎに気をつける
塩分を摂り過ぎると血圧が上がりやすくなって血管に負担がかかり、更に、余分な塩分が血管壁に入り込んで、血管を痛めていきます。
(2)
ストレスのケア
慢性的なストレスは身体に悪影響を与え、血管にも負担をかけます。
強めのストレスが長く続くと、体を正常に保つよう働く(ホメオスタシス)自律神経や内分泌系に異常が生じます。
日々のストレスを上手に解消していくことが大切です。
(3)
運動で毛細血管を若返らせる
毎日の生活の中で時間を作って身体を動かすのは、面倒臭く感じると思います。
しかし、うっすらと汗をかきながらウォーキングやストレッチを20分程度で良いので、身体を気持ちよく伸ばしたりすると全身の血流が良くなり、血管が強くなります。
(4)
血管を強くする食品を採る
血管を強くする代表的食材は魚と大豆製品と野菜です。
血管の若返りに効果のある主な栄養素は“良質のタンパク質”です。
その栄養素を含む代表的な食材が魚と大豆製品なのです。
魚には、良質の脂肪酸であるEPAとDHAが含まれます。
大豆製品・野菜・の抗酸化パワーと食物繊維が血管若返りに効果的です。
(5)
抗酸化成分の入ったオイルを活用する
抗酸化成分の入ったオイルを用いてトリートメントを行うことで、血行が促進され消える血管が少なくなり、全身に酸素や栄養分が巡り老廃物を排出しやすくなります。
もちろん当店のオイルには抗酸化成分がたっぷり入っておりますので安心してお使いください。

血管の老化は見た目を損なうだけではありません。
動脈硬化という健康被害をももたらします。動脈硬化とは、血管壁が厚く硬くなっていき、血管が狭くなる症状です。
その結果、脳梗塞・脳出血・心筋梗塞・狭心症などを引き起こします。
このような、病気を引き起こす前に日々のケアを心掛けましょう!