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ビューティーコラム

紫外線について その1~デメリットとメリット

今回は紫外線についてお話しさせて頂きます。

私が今さら言うまでもないことですが、皆様もご存知の通り紫外線は美容の大敵です。
今回は基本的な知識のおさらいとしてご参考ください。

紫外線対策はいつからやればいい?

紫外線対策は梅雨明けからでOKと考えている人も多いですが、実は5月頃から強烈な紫外線が降り注ぐようになります。
気象庁のデータ「UVインデックス」によると、4月まで「中程度」だった紫外線が、5月に入ると「強い」、7月には「非常に強い」というように、次第に強さを増すようになります。
6月1日時点のUVインデックスの表によると、長野県と沖縄では同じ非常に高い7~8の数字を確認しています。
長野県は避暑地のイメージがありますが、なぜこんなに紫外線の量が多いのでしょう?
特に、松本市は日本一紫外線が多い場所だと言われています。

その理由は2つ。
1.標高が高い
2.日照時間が長い
ということです。

確かに、標高が高ければ大気が薄く、紫外線を通しやすくなります。
ということは、長野県民は他の県民より紫外線対策を万全にしなければなりません。

また、紫外線量はもちろんのこと、季節だけでなく、1日のうちでも大きく変化します。
最も多く紫外線が降り注ぐのは10時から14時の間のピッタの時間です。
この時間帯に1日のうちで約60%もの紫外線が降り注ぎます。
この時間はできるだけ外出を控えるなどの工夫で紫外線を防いでください。

そして注意しなくてはいけないのが曇りの日。
曇りの日でも、晴れの日の70%近くもの紫外線が降り注いでいるのです。
雨の日でも20%の紫外線は届いています。

日焼けのダメージはリセットされず、どんどん蓄積されます。
季節、時間、天候問わず、適切な日焼け対策を行うようにしましょう。

改めて、紫外線のデメリット

さて、皆さんもご存知のことと思いますが紫外線のデメリットについて改めてお伝えします。

紫外線はメラニンの生成を促し、それがシミの原因になります。
さらにコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、シワを作る原因になります。
肌も乾燥させ、肌のバリア機能は低下します。
これからも若々しい肌でいるために、紫外線対策をしっかりしましょう。

紫外線のメリット

ただし、紫外線を浴びることでのメリットもあります。
これだけ「紫外線は美容の敵だ」と書いておきながら大変申し上げにくいのですが、紫外線を避けすぎると『ビタミンD』が欠乏し、病気になるリスクが高くなってしまうというもうひとつの事実もあります。

ビタミンDは、必要摂取量の80~90%が日光浴により体内で生成されます。
つまり、バランスのとれた食事をしていても、日光浴をして紫外線を浴びなければ、ビタミンDは不足してしまいます。
ビタミンDが不足すると、子供たちは「くる病」や骨の軟弱化のリスクが高まり、大人は骨粗鬆症、高血圧、糖尿病、心臓病のリスクが高まります。

こうなると、「紫外線は浴びないほうがいいの?それとも浴びた方がいいの?」という疑問が出てきます。

そこで、ビタミンD不足の症状例、ビタミンD不足を起こしがちな生活環境をあげてみました。

ビタミンD不足かもしれない症状・環境

  1. 骨に痛みを感じる
    骨や筋肉に軽い痛みを感る。朝起きた時、関節を動かしにくく感じることもある。
  2. 気分が落ち込みやすい
    ビタミンDには神経伝達物質であるセロトニンのレベルを改善する働きがあるため、不足すると気分が滅入ることがある。
  3. 家の中にいる時間&オフィスワークの時間が多い
    太陽にあたる時間が短い場合や夜勤など昼間に外出することが少ない方は要注意。
    常に日傘や手袋、長袖で完全防備するなど過剰な対策は控え、肌や健康に影響が出ない程度に効果的な日焼け止め対策をする。

身に覚えのある方は、是非とも日光浴をしてみて下さい。

 

今回は紫外線のデメリット、それからあまり知られていないメリットについてお送りしました。
それでは、次の記事では紫外線の対策について改めてお届けします。